Old Smith & Wesson Knives

当初はオールドS&Wナイフネタを書こうと思っていたのが、この頃は60~70年代アメリカン・ナイフ再発見の話です

パンフレット Model 6010 Bowie

Bowie Model 6010

Traditional Bowie-style blade configuration,with scimitar-shaped sharpened fales edge.Wessonwood handle is blended smoothly with double quillion brass guard and pommel.The Bowie has a 6-inch blade,is 10 1/2 inches overall and weighs 13 ounces.

(シミター型に研がれたフェールスエッジをもつ、伝統的なボウイ・スタイルのブレード構成です。Wessonwoodのハンドルはダブル・キリオンの真鍮製ガードとポメルにスムーズに調和します。このボウイは6インチの刃長で全長は10.5インチ、重量は13オンスです)

 画像のソース
http://smith-wessonforum.com/smith-wesson-knives-collectables/106690-s-w-knife-brochure.html

 

 オールドS&Wのナイフは定番7種類+テキサスレンジャー+コレクターシリーズということになるが、個人的に所有しているのはこのボウイのみである。76年製と78年製の2本である。約10年前に入手して以来、山歩き山遊び、渓流釣行に携帯している。

 その他のモデルも一通り蒐集したい気分はなくもないのだが、しばらく海外在住のため(地域は一応伏せるが米国ではない)なかなか機会に恵まれないのと、似たようなナイフを何本も持っていてもあまり使いどころがないというのが、正直なところだ。

 なお、今住んでいる国での刃物の規制は刃長15センチ以下というものだが、このボウイはぎりぎりセーフで持ち込むことができる。

 この10年間はほぼこのナイフと小型のフォールディングナイフ(ガーバーFS2が多い)の組み合わせで、野外の用を足している。この組み合わせは良い補完関係にあり、たいていの用途に不便を感じることはない。使いやすい、使いにくいを評価することが今更できないほど手に馴染んでしまったナイフである。